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おかげさまでクラウドファンディング無事終了しまして、クリスタを導入できました!
今回の漫画もクリスタで描いたものです。今までアナログ原稿で感じていた限界が解放されていく感じがします。もちろん神のように上手い方ならばアナログデジタル関係なく描けるんですが、上手い人がデジタル原稿になると皆さん更に上手く新たな次元に突入しています。

デジタルとアナログの違いで大きいのは修正とレイヤーです。一度描いた線を無限に引き直せる事により頭の中で描いた線をそのまま表現できます。アナログだと修正に限度があり、修正する度劣化していきます。

そして、レイヤー。アナログ原稿で漫画を描いている方ならば常識かもしれませんが、アナログ原稿でもレイヤーはあります。そうです、原稿用紙を切ってのりで貼ったりするのです。印刷にもろ影響が出るので奥の手です。しかもレイヤー一個しか使えません。枚数重ねると紙による影が出来ます。

星野桂先生は、それを解決するために書いた原稿用紙をスキャンして透明フィルムへ印刷し、原稿用紙へ貼るという技を使ってレイヤー増やしてましたが、それも1~2枚が限度です。それをデジタルはほぼ無限です。

一枚目の「むてきだー!」の背景も木を描いて葉っぱ描いてベンチ描いて…などで背景だけでも十数レイヤー重ねています。それぞれ独自に編集書き直しできるので全体のバランスを見て微調整可能です。素晴らしいです。




以下、パロディについてオタク語りしています。

今回、ネタ自体が豪遊する。豪華!みたいなものですので、いつもより豪華に恐れ多くもレジェンド3作品のパロディを盛り込ませて頂きました。
最初はワンピース。第一話のロジャーの斬首シーンから麦わら帽子を受け取るシーン、そしてナミの「助けて…」「当たり前だ!!」など。あいちゃんの散切り頭はベルメールさんのアレです。
ワンピースはモノローグ演出沢山あるのですが、主に三種類使用しています。ロジャーの過去語りは白ヌキ線に塗りつぶし黒。メインストーリーでは黒の単純な線です。最近だと白ヌキ線でモノローグをよく語ります。今回はそのうち2種類を使いました。
あいちゃんの顔はナミとベルメールさんとルフィの四人の特徴を混ぜています。

次は賭博黙示録カイジ。カイジと班長の豪遊シーンです。「勝たなきゃ誰かの養分……」と「へたっぴさ……」は全く別のシーンから抜き取ってます。パロディはそうした方が面白いので。

最後はSLAM DUNK。「バスケがしたいです…」のシーンですが、あいちゃんの顔は同じ女性キャラのマネージャー彩子さんの顔をモデルに造形しています。刈り上げは安西先生の後頭部を参考にしています。三井の表情をさせた彩子ベースのあいちゃんを描いています。つまり最後のページのあの顔も四人のキャラを混ぜた絵という事です。

パロディって元ネタがあるから楽だろうみたいに思う方もいますが、パロディやった事あるとそれが真逆だと分かります。最低でもパロディ1作品につき4~5倍は大変です。オリジナルで描いた方がどれほど楽か……。それでも、大変だけど好きだからパロディをするのです。

元作品が好きでリスペクトしているからこそ、その味を殺さず自分の作品に少しだけ混ぜ込む。この自分と元作品と両方を生かしつつ別の作品へと変化させる作業が大変で、何でわざわざこんな大変な事してるんだろうって何度も思います。でも好きなんです。やりたいんです。


好きじゃない作品を話題の為だけにパロディすると「あ、この人は元作品別に好きでも何でもないのに話題性の為だけに承認欲求でやってるな」ってバレます。愛がないので雑になりますし辻褄が合わないからです。そう思われないよう元々のファンにも先生にも許していただけるよう最大限リスペクトを込めて描きます。

田中先生の名言をお借りすると、「お願いします!訴えないでください!」です。
お願いします!!漫画大好きです!!
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